本校のモットー

勤労以進学

きんろうをもってまなぶにすすむ

働きながら学ぶ4年間の高校生活を通して、勤労と学業を両立させることにより、現代社会をたくましく生きるための基本的資質を養い、各自の能力と適性に応じたより良き人格形成を援助する教育を行います。

教育目標

Ⅰ.新しい時代に対応できる学力の形成を図り、創造的な能力の啓発に努め、国家及び社会の形成者としての資質を養う。

Ⅱ.心身を鍛え,豊かな情操と協同の精神を培い,個性の伸長を図る。

Ⅲ.地域の自然や文化を尊び,国際的視野に立ち,志の実現を自ら目指し学び続ける人材を育成する。

スクール・ポリシー

★宮城県気仙沼高等学校が地域社会で目指すもの

 本校は、校訓「究理創造」「和親協同」「至誠励業」のもと、「勤労以進学」の精神を尊重し、社会的自立を果たすための土台をつくり、社会に貢献できる人間を育成することを目指しています。また、勤労しながら学ぼうとする生徒や様々な事情を抱えている生徒、あるいは人生の様々な段階で学びの必要な人に学びの場を届け、充実した生活の実現を支援します。そして、震災の経験を生かしながら、地域の自然や文化を尊び、地域社会に参画することで自らの果たすべき役割を探求し、志の実現を目指して学び続ける人材を育成します。

 1 グラデュエーション・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)

〇生徒一人一人が将来について深く考え、自己を理解し、目標の実現に向けて自身を探求し学び続ける力を育成します。

〇生徒一人一人が学校活動の中で主役になれる場をつくり、集団活動の良さを実感させ、地域社会の一員として貢献できる力を育成します。

 2 カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)

〇生徒一人一人の教育的ニーズに応じた指導により、生徒の目標と適性に合わせて、「三年修業制」や「定通併修制」など多様な学びの機会を用意します。

〇「学び直し」を取り入れた「分かる授業」づくりを進め、基礎学力の向上を図るとともに、言語活動やICT機器を活用した授業により「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を推進します。

〇学校設定科目「校外学修」を実施し、インターンシップやボランティア活動など体験的・実践的な活動を通して望ましい職業観・勤労観を身に付けさせます。

 3 アドミッション・ポリシー(入学者の受入れに関する方針)

 本校では、入学者の「これまでがどうだったか」より、「これからどうするのか」を大切にしていきます。

 これまでの学校生活において自己の能力や適性を十分に生かし切れなかった人も、本校で日々の授業を大切にすることにより、自らの目標の実現に挑戦していくことを強く望みます。よって本校では、次の全てに当てはまる生徒を求めます。

〇働きながら学ぶことを強く望み、気仙沼高校定時制で学びたいと思う生徒

〇社会で自立するために、基礎・基本となる学力の習得に取り組み、毎日の授業を大切にする生徒

〇他者の立場を尊重し、思いやりの心と協調性をもつ人、かつ、粘り強く物事に取り組み、最後まであきらめずに成し遂げることを目指す生徒

学校経営方針

(1)ミッション

 「勤労以進学」の精神を尊重し、社会的自立を果たすための土台をつくり、社会に貢献できる人材を育成します。また、勤労しながら学ぼうとする生徒や様々な事情を抱えている生徒、あるいは人生の様々な段階で学びの必要な人に学びの場を設け、充実した生活の実現を支援します。そして、震災の経験を生かしながら、地域の自然や文化を尊び、地域社会に参画することで自らの果たすべき役割を探求し、志の実現を目指して学び続ける人材を育成する学校を目指します。

(2)重点事項

〇生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導により、生徒の自らの目標と適正に合わせて行える、多様な学びの機会を用意します。

〇生徒一人ひとりの自らの将来を考える指導を充実させ、社会的自立を目指します。

〇生徒一人ひとりが主役になれる場をつくり、集団活動の良さを実感させる指導を実践します。

(3)中心価値・行動規範

〇私たちは、生徒が主役になる、元気な学校をつくることに努めます。

〇教科指導力を向上させ、「分かる授業」の実現によって、基礎学力の向上を図ります。

〇社会的自立を目指して、明るい挨拶を励行し、自らの将来を考える姿勢を大切にします。

〇「チーム定時制」というスローガンのもと、集団活動の良さを実感できるよう、全生徒が安心できる環境を整えます。

令和6年度の重点目標

 

(1)学習指導の充実

①「主体的・対話的で深い学び」の視点から、言語活動やICT機器を活用するなどして、恒常的に授業改善を推進する。
②「学び直し」を取り入れた「分かる授業」づくりを進めて基礎学力の向上を図るとともに、幅広い学びを提供するため、通信制高校と連携し、定通併修制度の充実に努める。

(2)生徒指導の充実

①規律ある生活の確立を目指し、生徒一人ひとりへの細やかな支援・指導に努める。
②部活動・学校行事・生徒会活動に協働的に取り組ませ、他者理解を促進しながら望ましい集団づくりの意識を涵養する。

(3)進路指導の充実

①インターンシップ・会社見学・各種講演等を実施して、生徒の進路実現への意識を醸成する。
②キャリアカウンセリングや面接練習を通して、進路の個別指導を充実する。

(4)保健指導と給食に関する指導の充実

① 感染症対策等の衛生指導を適切に行い、健康相談や教育相談体制の充実を図る。
② 生徒の心身の健康の増進を図るとともに、安全な生活を送ることのできる環境を整備する。
③ 給食を通して規則正しい食習慣と栄養バランス、安全性に関する指導を充実させる。
④ 給食指導の一環として地域の食文化を学びながら、地域との協働的な学びに取り組む。

(5)教育相談活動の充実

①スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、学校生活適応支援員を活用し、情報交換会による指導力向上を図り、外部機関との積極的な連携を強化する。
②担任等による年間を通じた面談で、生徒の個性を把握し、相談しやすい環境づくりに努める。
③相談活動を通して、保護者支援の充実を図る。

(6)防災教育と安心安全な教育活動を支える施設設備の充実、学校情報の発信の充実
(7)職員の服務規律の確保は学校づくりの基礎であるという意識の涵養

① 職員の服務規律確保は学校づくりの基礎であるという意識を常に持ち続ける。
② 最低限レベルの遵守にとどまるのではなく、生徒の育成のために、どのように行動すべきかを考えて職責を担う意識を常に持ち続ける。

関連資料