学校ブログ(R6)

令和6年度卒業式が挙行されました

3月1日(土)、気仙沼高等学校の令和6年度卒業式(卒業証書授与式)が挙行され、定時制からは、4年生5名が荒木校長から卒業証書を授与されました。

卒業生答辞の結びにあった、「気仙沼高校定時制課程が一人一人前を向いて歩いていくためのリハビリができる「救いの場」であることを願って」という一節は、在校生・教職員双方にとって、これからの定時制を考えていくうえでの、大きな指針になるものであったと思います。

 職員一同、卒業生の皆さんのご健康とご活躍を祈念しています。

キャリアセミナーを実施しました

2月25日(火)、進路指導行事の一環として、地元で活躍している社会人の方々と交流する「キャリアセミナー」を実施しました。

今回は、民間企業・個人事業主・NPO法人・教育公務員と、それぞれ異なるキャリアの5名の方に、講師としてお越しいただきました。皆さんからは、学生時代、職業選択、人生観、そして気仙沼で生きるということについて熱く語ってもらいました。生徒たちからは活発な質問があり、セミナー後の感想では肯定的な言葉が多く見られました。

それぞれの生徒が、これから進路を考えるうえで、貴重なヒントを得られた時間になりました。

小野寺ファーム様の特別授業をおこないました

2月20日(木)、気仙沼市本吉の小野寺ファーム様にご来校いただき、特別授業を実施していただきました。

前半では、酪農・畜産業に関する講話をいただきました。小野寺ファーム様は、乳牛を「ともに働くスタッフ」として尊重していました。輸入飼料に頼らず、自家産の飼料と肥料にこだわり、「土地も空気も水も牧草も気仙沼の牛乳です」というフレーズが印象的でした。また、スローシティに指定されている気仙沼市のなかで、人も牛も地域にとっても持続可能な酪農が大切なんだということも教わりました。後半では、子牛2頭が校舎の目の前までやってきて、生徒たちと触れ合いました。日々の暮らしのなかでなかなか生の牛に接する機会はなく、貴重な体験になりました。
給食の時間には、小野寺ファーム様のブランド牛乳「ハッピーミルク」がふるまわれ、生徒たちには大好評でした。

牛乳を通じて地元の一次産業を知ることができる、とても充実した時間でした。
ご協力くださった小野寺ファーム様、本当にありがとうございました。

魚食の調理実習を実施しました

 2月19日(水)、気仙沼市魚市場のクッキングスタジオにて調理実習をおこないました。本実習は、食育の一環として、気仙沼産の食材の調理を通じて地元の一次産業に関する理解を深めようというねらいがありました。メニューの考案と調理技術の指導については、気仙沼リアス調理製菓専門学校の蛯原校長先生と学生さんにご協力いただきました。
 今回生徒が調理したのは、

  • 三陸魚介のパエリア
  • マグロサラダヨーグルトソース
  • スペイン風きのこスープ

の三点で、「スペインの田舎料理」がテーマでした。
 蛯原校長先生からは、ポストレとしてさつまいものカタラーナがふるまわれました。
 どの班も手際のよい作業で、ケガもなく無事に調理・実食ができ、貴重な経験をさせていただくことができました。

最後に、気仙沼市魚市場と気仙沼リアス調理製菓専門学校の関係者の皆さまにもお礼申し上げます。

おだしWeek

2月4日(火)~7日(金)、「おだしWeek」として、毎日違うだしで取った味噌汁を提供しました。
この期間は、日替わりで以下のおだしを使った味噌汁を提供しました。

  • 昆布
  • いわし煮干し
  • かつお節
  • 干し椎茸

何のだしを使った味噌汁かは秘密で提供し、その日のだしが何かを考えるクイズを実施しました。
生徒も教員も、味噌汁をじっくり味わって飲んでいました。味噌汁の残食もゼロでした。